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PICNICが終了しました。
考えてみると7月8月をほとんど制作に費やし、初めて絵と一対一で向かいあえた気がする。 ただ、今回の展覧会の始めに二人で設定したテーマ(難しいことは考えずに気楽に絵を描くことを楽しむ)にはそっていなかったかもしれない。 この夏、僕は感情の起伏が激しく、描く題材も以前はすっと出てきていたが、今夏にいたっては金山を掘り当てる勢いでように、自分の内面をかなり掘り下げたり、自分の絵の原点を振り返る小旅行などもしてみたりした。 ただ最終的にはそのようなことを考えたりしてみたところであまり成果もなく、絵のアイデア・方向性といったものは、ふとした会話だったり、何か別のことをしている時にふっと出てきたりもした。 又、知合いに夏の間だけあいている家を貸してもらい制作していたのだけど、自ら進んで自分と向かい合うために、「一人ぼっちの世界」をつくったりして、人と接していないせいか、はたまたずっと引きこもっているせいか、行き場のない根拠もない怒り、悲しみ、孤独感、脱力感、なんてものが襲ってきて8月半ばまで描いてはつぶしを繰り返し、出来上がっている絵は1枚だけだった。ほんとに今までにないくらい描けなかった。 まあ、そのスランプから抜け出したのは、答えがあるようでないんだけど、抜けてからはとにかく数を描きまくった。 今回の夏に書き上げた作品は、今見ると自分で納得のいく好きな作品はあまりできなかったけど、今回の夏の仕事としてはほめてあげようと思った。 突き上げる 仮面ヒッチハイカー YES 外国か夢ん中かどっか 今回の作品展会場と作品の一部↑ garden life style 002 夢の夢 004 上の作品は二人展の相方、井上真規子さんの作品の内の三点です。 彼女は高校からの付き合いで僕の描いてきた絵を一番みているだろうし、 僕も一番見てきているだろう人です。 僕が高校のときは美大に行くためのライバルとして勝手に決めてました。 僕が絵を描き続けているのはこの人がいるからかもしれません。 馬鹿なやつだと思う反面、尊敬している人だしとても好きな人です。 これから彼女が描いていく絵の軌道を最後まで見届けたいと思わせる絵を描く人です。 そんな彼女と二人展をしたことはとても僕の中で意味があることでした。 一緒にできて楽しかったです。又いつかやりたいね。 ありがとう。 観に来てくださった方々。いつも応援してくれている人たちありがとうございました! 次はどういう形で作品を出していくかは未定ですがヨロシクネ。
by dogdigdag7530
| 2006-09-20 13:22
| 展覧会情報
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