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本日から東京・青山のpinpoint galleryにて
「Æsop100人の寓話」展 始まっています。 日本の大御所ばかりでそわそわしますが楽しい展示ですよ。 毎年参加させて頂いておりますが、ことしはイソップ寓話ということで キツネとつるのお話を描いてみました。 ※写真じゃうまく出ない色を使ってるので是非原画を見て頂ければと思います。 本来はこんなお話ですが _______________________________ もりの中に、きつねとつるが、となりあって、すんで居りました。 ある日、つるは、きつねのうちから、おむかえがきたので、よろこんでたずねて行きますと、 きつねは、 「よくいらっしゃいました。なんにもありませんが、どうかたくさんめし上って下さい。」 と、もうしました。 ところが、その御ちそうと云うのは、ひらたいお皿にいれたスープなので、 つるのような、ながいくちばしでは、どうしても、すうことができません。 きつねは、 「おや、つるさんはスープはおきらいですか。」 などと云って、さもうまそうに、つるのぶんまで、すっかりたいらげてしまいました。 つるは、なんとかして、かたきをうってやりたいと思い、二三日たって、 こんどは、きつねを、自分のうちへよびました。 そうして、ほそながいびんに、肉をいれてだしました。 きつねは、肉がだいすきですから、そのおいしいにおいをかぐと、のどをぐうぐういわせながら、どうにかして、口にいれたいと思いましたが、肉は、ほそながいびんのそこにあるのですから、どうしてもたべることができません。 つるは、そのようすを、さもきみよさそうに見おろしながら、 「こんなおいしい肉がおきらいとは、ざんねんですね、それでは私がいただいてしまいましょう。」 と、さも、おいしそうに、ながいくちばしをつっこんで、みんなたべてしまいました。 ハッピーな二人の関係を描きました。 悪いことをしなければみんなハッピーというような勝手な解釈です。 28日までなので是非お越し下さい。 「Æsop100任の寓話」展 2015/2/16(月)~28(土) ※日曜休み Pinpoint Gallery(東京) http://www.pinpointgallery.com
by dogdigdag7530
| 2015-02-16 17:04
| 展覧会情報
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